何年か前、私が大学生だったころ、深緑色の中古のミニクーパーに乗っていたときのことです。住んでいるマンションの隣の月極駐車場を借り、そこに車を駐車していました。飛び石爪傷紫外線保護のカーフィルムはプロテクションフィルムと言うそうです。カーフィルム専門店には保護カーフィルムが簡単に装着できるそうで、行ってみます。
あまり車を隅々までチェックすることがなかったので気づかなかったのですが、バンパー部分に見覚えのない5センチくらいのスリ傷がありました。塗装がはげて銀色に露出してしまっており、離れて見ても結構目立つ感じの状態になっていました。
当時は学生であまりお金もなく、何より車を預けて修理してもらうというのが面倒だったので、自分で補修することにしました。
カー用品店で似たような色の塗装材を何色か見繕って購入し、絵の具のように少しずつまぜながら近い色を作っていきました。全く同じ色にはできませんでしたが、境目をスポンジでぼかしたりすることで、塗りなおしたことがほとんどわからなくなる位にはごまかせました。作業自体も1時間くらいで終わり、材料をそろえるのにもあまりお金がかからなかったのでコスパ的にはとても満足でした。やったことがなくてもなんとかなるなぁと。車好きの父親には即効で「お前自分で塗ったな!」とばれてしまいましたが・・・